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スカイウェーブ用エルロン追加実験記


スカイウェーブは3chのラジコン飛行機ですが、内臓されている受信機は4chあります。 この間のテストでちゃんと4ch目が生きていることを確認できたので、 この空いているチャンネルをどう活用してやろうかずっと考えていました。 候補としては、デジカメのシャッターに使うとか、エルロンを追加するとかが考えられますが、 ここでは、エルロンを追加した時の記録を紹介します。

エルロン化にあたっては、翼の切り出し、サーボ取り付け用の穴あけ等があるので、 今使っている翼ではもったいなくて出来ませんが、この飛行機をまともに飛ばせるようになるまでお世話になった 翼があります。
この飛行機は墜落すると輪ゴムで留めてある主翼がズレて、プロペラで後部をケズってしまうことがよくあります。 ボロボロにケズった跡をいさぎよく切り取り、スチロール板(ダッシュ8の主翼から切り取った) をツギハギしてなんとか飛んでいましたが、ベテランならいざ知らず、 初心者にはやはり変なクセがついていない新品の翼が必要だと思い、 新しい主翼を買ってこの主翼には引退してもらっていました。
看板に激突したり、側転したりして他にもダメージはありますが、ペラでケズった所を切り取った痕は、 なんだか
「エルロン付けてみ!」
と言わんばかりでした。

もちろん、これを見て真似される方は自己責任でお願い致します。



cutwing プロペラで破壊した痕を切り取った部分は、もう少しきれいに切りなおしました。
その形に合わせて、近所のホームセンターで買ったスチレンボード(3mm厚)を切り出します。 翼の真ん中も切ってしまっていたので、この部分もスチレンボードで作ります。 また、この部分は輪ゴムで固定する部分でもあるので、テレホンカードを被せて補強しました。



horn リンケージは、零戦に倣ってクランクに折り曲げたピアノ線(0.8mm:細過ぎたかも)を使いました。 今回はこれを外形1.4mmのステンレスパイプ(会社に落ちていたものを拝借)に通して使います。



pipe1 pipe2 ステンレスパイプは、ニッパーで切り取った後、潰れた先端をペンチで開くとガタのない ぴったりの穴径になります。



servohole 主翼の中央付近にサーボ取り付け用の穴を開けます。しかし、こんなところに穴を開けると、 翼の強度が下がってしまうので、かなりチャレンジです。



linkageset ユニオンの「マイクロシリーズ用リンケージセット」なるものが単体で買えたので、これを使いました。 この辺は零戦とだいたい同じです。



finish こんなもんで完成です。
受信機にサーボのコネクターを接続して動作を確認します。可動範囲が大き過ぎるかと思うくらいバッチリ動きます。
翼の固定は、標準のタスキがけではサーボやリンケージと干渉するので、長い輪ゴムを調達してきました。 これをUの字に引きまわして固定します。



mode1 チャンネルの割り当ては、いわゆるモード1と言われる割り当てにしました。
左スティックの左右方向にラダー、右スティックの左右方向にエルロンとします。



結果はほとんどエルロンが効きませんでした。理由は、ベースとして使用した主翼にダメージが残っていたためで、 飛行中は折れグセのついている所から曲がってしまっています。地上でのテストでは気づかなかったのですが、 一回飛ばしてみると思わぬ所に落とし穴があることに気が付きます。たしかに主翼の両端を持ってしならせると、 エルロンがロックされて動かなくなります。



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